エミー賞中継は検閲、汚い言葉はカット
エミー賞授賞式をテレビ中継したFOX局は、プレゼンターや受賞者のスピーチを検閲するため、リアルタイムより5秒遅れの中継を行ったが、スターの口から出た汚い言葉を、実際に何度かカットする場面があった。
1度目は、コメディ俳優レイ・ロマノの発言で、「オレの妻とヤってる」というジョークがカットされ、別の映像と音声(会場の穏やかなざわめき音)に差し替えられた。また、『グレイズ・アナトミー』のキャサリン・ハイグルが自身の受賞を知った瞬間、驚きのあまり汚い言葉を口にしたため、上述した差し替え映像が流れた。そして、『ブラザーズ&シスターズ』のサリー・フィールドの主演女優賞の受賞スピーチでの反戦メッセージの締めの言葉がカットされ、同じく、差し替え映像が流れた。
このように厳重な検閲体制が敷かれたのはアメリカ中継で、カナダでは検閲なしで中継された。(www.HollywoodNewsWire.net)
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